遠隔臨場システム

遠隔臨場は、段階確認・材料確認・立会を、監督員が現場へ行かずにカメラの映像と音声で行うやり方です。国土交通省の直轄工事では原則として使う方針が示され、自治体の工事にも広がっています。必要なのは、現場で撮るカメラ(ウェアラブルカメラやスマホ)と、映像をやり取りして記録を残す仕組みです。

7製品を掲載(確認日は各製品ページに記載)

遠隔臨場の機能と総額の比較表

条件を動かすと、総額がその場で変わります

※あくまで簡易的な概算の試算です。正式な金額は各社の見積もりでご確認ください。

「その他」は、公式の料金表に無い費用(端末代・導入支援・自社で使う別サービスなど)を足すための欄です。分かっている金額を入れてください。

必要な機能で絞り込む(チェックした機能が ○ か △ の製品だけを残す)

製品料金総額(計算の条件)無料プラン国交省参考値ウェアラブルスマホで配信定点カメラ録画の保存静止画の記録報告書・記録複数人の参加画面で指示アカウント不要対応
SynQ Remote(シンクリモート)月¥50,000〜(人数無制限)¥1,800,000
5人・36か月・記載なし
初期費用とサポート費用の金額は公開なし(下限の料金)
なし————○○△○○○記載なし
現場クラウドOne(遠隔臨場機能)月¥19,800(本体+遠隔臨場1工事)¥712,800
5人・36か月・税抜
なし—○○———————記載なし
ANDPAD(施工管理・工程表)公開なし公開なしなし—△△△—△△—△—iOS・Android
Kizuku(キズク)公開なし公開なしなし————△△——△—iOS・Windows
LiveOn Wearable(ライブオン ウェアラブル)公開なし公開なしなし—○——○△—○△—記載なし
Safie Pocket2 / Pocket2 Plus(セーフィー ポケット)公開なし公開なしなし○○——○○—○——記載なし
遠隔臨場 SiteLive(サイトライブ)公開なし公開なしなし——○—○○△———記載なし

機能の見方:○ 公式に記載あり/△ オプション・上位プランで対応/— 公式に記載なし(「できない」という意味ではありません。使う前に公式で確かめてください)。○と△は押すと出典の公式ページが開きます。機能は2026-10-16に各社の公式サイトで確かめたものです。

機能の定義(何ができれば ○ にしているか)
国交省参考値
国交省の遠隔臨場の参考値(動画撮影用カメラとWeb会議システム等)への適合を公式に記載している
ウェアラブル
ウェアラブルカメラやスマートグラスで、両手を空けたまま配信できる
スマホで配信
手持ちのスマホ・タブレットのカメラから映像を配信できる
定点カメラ
現場に置いた定点(固定)カメラの映像も見られる
録画の保存
臨場中の映像を録画して、あとから見返せる
静止画の記録
配信中や臨場中に写真(静止画・キャプチャ)を撮って残せる
報告書・記録
臨場の結果や指摘を、報告書・議事録・書類として残せる
複数人の参加
3人以上・複数拠点が同時に参加・通話できる
画面で指示
ポインターや書き込みで、映像上の場所を示して指示できる
アカウント不要
発注者・監督員など社外の人が、アカウントやアプリなしで参加できる

総額は、各社の公式サイトに公開されている料金だけで計算しています。製品ごとの計算の前提(どのプランか、何人まで込みか、含まない費用)は製品ページに書いています。税込・税抜は製品ごとに表記が違うため、比べるときは「税込に揃える」を使ってください。料金を公開していない製品は「公開なし」、公開されている人数を超えたときは「要問い合わせ」とし、推測では埋めていません。

遠隔臨場の製品一覧

並び順は、無料で使い続けられるプランがある製品 → 料金を公開している製品 → 製品名の順です。お金をもらって順位を上げることはしていません。

SynQ Remote(シンクリモート)

株式会社クアンド

人数無制限の月額で、社外の人もアカウントなしのゲスト通話で参加できる。映像上をポインターで指し示せる。

料金
月¥50,000〜(人数無制限)
対象
建設会社(元請・専門工事)、設備・保守、建築確認検査
料金・総額を見る

現場クラウドOne(遠隔臨場機能)

株式会社現場サポート

本体が月9,800円でID数無制限、遠隔臨場は工事ごとに月10,000円と、料金がはっきりしている。

料金
月¥19,800(本体+遠隔臨場1工事)
対象
公共工事の受注者と発注者(受発注者間の情報共有)
料金・総額を見る

ANDPAD(施工管理・工程表)

株式会社アンドパッド

iOSAndroid

工程表をスマホで直すと関係者に自動で通知され、最新版の配布や個別連絡の手間がなくなる。アカウント数による機能制限は無いと公式が明記している。

料金
公開なし
対象
住宅(注文住宅・分譲住宅・リフォーム)、専門工事(設備・太陽光・塗装・屋根・外装など)、ゼネコン ほか
料金・総額を見る

Kizuku(キズク)

コムテックス株式会社

iOSWindows

チャット形式のトークを軸に、元請・協力業者・職人が現場ごとに写真や図書を共有できる。工程管理や電子受発注、安全衛生管理などをオプションで足していける。

料金
公開なし
対象
元請会社、協力業者、現場の職人・監督(元請は複数現場の一括管理にも利用)
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遠隔臨場 SiteLive(サイトライブ)

株式会社建設システム(KENTEM)

公共工事の材料確認・段階確認・立会に絞った作りで、録画と写真がKSデータバンクにまとまる。

料金
公開なし
対象
公共工事の受注者と発注者(材料確認・段階確認・立会)
料金・総額を見る

遠隔臨場の総額は人数でどう変わる?

遠隔臨場は、料金の数え方が製品ごとに違うため、人数によって安い順が入れ替わります。料金を公開している2製品を、同じ条件で計算し直しました。

5人で36か月使ったときの総額(税込に揃えた概算)
現場クラウドOne
78.4万円
SynQ Remote(※)
180万円
図:各社の公開料金から当サイトが計算した概算。橙の棒が一番安い製品。(※)は人数による増額などが公開されていない製品。無料の製品と、5人の料金が公開されていない製品は除いた。
製品(料金の数え方)1人5人10人20人
現場クラウドOne
1社定額
¥784,080¥784,080¥784,080¥784,080
SynQ Remote
1社定額
¥1,800,000
人数の増額は公開なし
¥1,800,000
人数の増額は公開なし
¥1,800,000
人数の増額は公開なし
¥1,800,000
人数の増額は公開なし

表:36か月使ったときの総額を、人数を変えて計算したもの(税抜の製品は1.1倍して税込に揃えた。税の記載が無い製品はそのまま)。太字はその人数で一番安い製品。当サイトが各社の公開料金から計算した概算で、オプション・端末・導入支援は含まない。料金を公開していない5製品は載せていない。

遠隔臨場の料金の公開状況

2/7製品料金を公開している製品(当サイト調べ)
料金の数え方数製品
公開なし5製品ANDPAD、Kizuku、LiveOn Wearable、Safie Pocket2 / Pocket2 Plus、遠隔臨場 SiteLive
1社定額2製品現場クラウドOne、SynQ Remote

表:当サイトに載せている7製品を、公式の料金ページの書き方で分けたもの(2026-10-16〜確認)。

遠隔臨場を選ぶときの比較ポイント

01

国交省の参考値に合っているか

国交省は遠隔臨場に使うカメラと映像のやり取りについて、画質や音声などの参考値を示しています。公共工事で使うなら、公式に適合をうたっているかを確かめます。

02

両手が空くか

ヘルメットや胸に付けるウェアラブルカメラなら、測りながら映せます。スマホで済む製品は安く始められますが、片手がふさがります。

03

記録が残るか

録画や静止画を残せると、立会の記録や後からの確認に使えます。保存の日数と、写真を取り出せるかを見ます。

04

発注者側の参加のしやすさ

監督員がアプリやアカウントなしで参加できるかで、実際に使ってもらえるかが変わります。発注者が指定するシステムがあるかも先に確かめます。

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