工事原価管理システム

工事原価管理システムは、工事ごとに実行予算を立て、材料費・労務費・外注費・経費を積み上げて、終わる前に粗利を見るためのシステムです。工事台帳ソフトと重なる部分が多く、どこまで管理したいかで選ぶ製品が変わります。

9製品を掲載 最終更新日:2026-10-16(確認日は各製品ページに記載)

原価管理ソフトの機能と総額の比較表

条件を動かすと、総額がその場で変わります

※あくまで簡易的な概算の試算です。正式な金額は各社の見積もりでご確認ください。

「その他」は、公式の料金表に無い費用(端末代・導入支援・自社で使う別サービスなど)を足すための欄です。分かっている金額を入れてください。

必要な機能で絞り込む(チェックした機能が ○ か △ の製品だけを残す)

製品料金総額(計算の条件)無料プラン実行予算予実対比利益見込見積作成発注書発行支払管理出来高対応日報・出面共通費配賦会計連携JV管理工事進行基準対応
KAKUSA(中小建設業向けクラウド型工事原価管理システム)月¥5,000〜(初期¥50,000〜)¥230,000
5人・36か月・税抜
業務の範囲とライセンス数で増える(公開は下限の料金)
なし———○○○—○————記載なし
アイピア月¥10,000〜(1社・5ユーザーまで)¥480,000
5人・36か月・税抜
なし——○○△○—○—△——Web
どっと原価3年¥156,000(ライト・1ライセンス)¥1,476,000
5人・36か月・税抜
なし○—△△△○△△△△△△記載なし
どっと原価NEO(LT/ST/EX)¥850,000〜(LT LAN版Aセット・買い切り)¥1,156,000
5人・36か月・税抜
クライアントライセンスは含まない(価格は公開資料で未確認)
なし○—△△△○△△△△△△記載なし
ミヤシステムA(エース)月¥25,410(企業向け・5アカウント込み)¥1,024,760
5人・36か月・記載なし
なし○△○○———△————記載なし
レッツ原価管理Go2¥660,000(スタンドアロン)¥1,760,000
5人・36か月・税込
なし○——△△△—○△△△—記載なし
工事原価Pro(工事原価Pro for クラウド)年¥171,600/ユーザー(クラウド)¥2,574,000
5人・36か月・税抜
なし○——○○○○○○△——記載なし
PROCES.S(プロセス)公開なし公開なしなし○—○—○○○——○○—記載なし
ガリバーX/ガリバーX・匠(ガリバーシリーズ)公開なし公開なしなし○○○—△△○—△△△△記載なし

機能の見方:○ 公式に記載あり/△ オプション・上位プランで対応/— 公式に記載なし(「できない」という意味ではありません。使う前に公式で確かめてください)。○と△は押すと出典の公式ページが開きます。機能は2026-10-16に各社の公式サイトで確かめたものです。

機能の定義(何ができれば ○ にしているか)
実行予算
工事ごとの実行予算(社内の原価予算)を作れる
予実対比
実行予算と実際の原価を工事ごとに並べて比べられる
利益見込
工事が終わる前に、完成時の見込原価・最終利益を予測できる
見積作成
同じ製品の中で見積書を作成でき、実行予算・原価に引き継げる
発注書発行
協力会社・仕入先への発注書(注文書)を作成・発行できる
支払管理
仕入・外注の請求を入力し、支払額・支払予定を管理できる
出来高対応
出来高に応じた請求、または協力会社の出来高査定(出来高に応じた支払額の決定)ができる
日報・出面
作業日報または出面(誰がどの現場に何日出たか)を入力・集計できる
共通費配賦
現場に直接付かない共通費・間接費を、工事ごとに配賦(割り振り)できる
会計連携
会計ソフトへ仕訳データを出力・連動できる(会計機能を内蔵する場合も含む)
JV管理
共同企業体(JV)工事の原価・支払を管理できる
工事進行基準
工事進行基準(進み具合に応じた売上計上)に対応している

総額は、各社の公式サイトに公開されている料金だけで計算しています。製品ごとの計算の前提(どのプランか、何人まで込みか、含まない費用)は製品ページに書いています。税込・税抜は製品ごとに表記が違うため、比べるときは「税込に揃える」を使ってください。料金を公開していない製品は「公開なし」、公開されている人数を超えたときは「要問い合わせ」とし、推測では埋めていません。

原価管理ソフトの製品一覧

「PR」の付いた製品は、直接取引のある製品で、先頭に表示しています。それ以外の並び順は、無料で使い続けられるプランがある製品 → 料金を公開している製品 → 製品名の順です。

KAKUSA(中小建設業向けクラウド型工事原価管理システム)

アクティブシステム株式会社

原価管理と、スマホ日報からの出面・勤怠・労務費の自動集計が1つのクラウドにまとまっている。初期5万円〜・月5,000円〜(税別)と入口の金額が公式に出ており、使う業務だけ選んで始められる。

料金
月¥5,000〜(初期¥50,000〜)
対象
中小の建設工事業者(公式は『5〜30名規模の工事会社様にぴったり』、FAQでは従業員1〜30名ほどの導入が多い)
料金・総額を見る

アイピア

株式会社アイピア

Web

顧客管理から見積・原価・工程・入金・工事台帳までを1つのクラウドで扱え、5ユーザーまで月額1万円(税抜)からと料金が公開されている。スマホ・タブレットのブラウザからPCと同じ全機能が使える。

料金
月¥10,000〜(1社・5ユーザーまで)
対象
リフォーム・建築業(工務店・リフォーム会社・住宅事業者など)
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どっと原価3

株式会社建設ドットウェブ

サーバー不要のクラウドで、ライト1ライセンス参考月額13,000円(税抜)からと料金が細かく公開されている。3ライセンスで7台に入れて同時利用できる仕組みがある。

料金
年¥156,000(ライト・1ライセンス)
対象
小・中規模の建設会社(業種を問わない)
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どっと原価NEO(LT/ST/EX)

株式会社建設ドットウェブ

見積から発注・日報・原価配賦・支払まで1本で揃うオンプレミス型で、セットモデルの価格と年間保守が公式に出ている。ライセンスは同時接続数で数えるので、使う時間帯がずれる人が多い会社は台数より少ない本数で済む。

料金
¥850,000〜(LT LAN版Aセット・買い切り)
対象
小・中規模の建設会社(ST)。LT・EXで規模別に構成
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ミヤシステムA(エース)

ミヤシステム株式会社

実行予算と出来高・日報で工事の損益を追う仕組みに、スマホの出面アプリがつながっている。個人向けは月3,300円から、企業向けは5アカウント込みで月25,410円と、オプションまで単価が公式に出ている。

料金
月¥25,410(企業向け・5アカウント込み)
対象
建設会社(公式は土木・公共工事の会社の導入事例が中心)
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レッツ原価管理Go2

株式会社レッツ

見積から発注・出面・支払査定・請求・入金までを1つの流れでつなぎ、会計の知識が無くても入力できる。パッケージ版の価格が税込で公開されている。

料金
¥660,000(スタンドアロン)
対象
建設業
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工事原価Pro(工事原価Pro for クラウド)

株式会社アイ・ジェイ・エス

工事台帳・実行予算・支払査定・出来高請求まで建設業の原価管理に特化し、弥生会計に仕訳をCSVで渡せる。オンプレミス版とクラウド版の価格が公開されている。

料金
年¥171,600/ユーザー(クラウド)
対象
建築業・工事業
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PROCES.S(プロセス)

株式会社内田洋行ITソリューションズ

建設業会計を軸に原価・支払・請求・JV・給与まで15モジュールから選べるERPで、導入実績370社以上。クラウドとオンプレミスのどちらでも導入できる。

料金
公開なし
対象
土木・建築工事業、設備工事業、職種建設業、資材・建材工事業(完工高10億円前後〜100億円以上)
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ガリバーX/ガリバーX・匠(ガリバーシリーズ)

あさかわシステムズ株式会社

原価・財務・支払・JV・給与までサブシステムがつながる建設業専用のERPで、財務会計は『建設業会計に準拠』と公式に明記している。小規模向けにはクラウドのサブスク版(匠)もある。

料金
公開なし
対象
建設業・工事業(ガリバーXは中堅、ガリバーX・匠は従業員50名までの小規模)
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原価管理ソフトの総額は人数でどう変わる?

原価管理ソフトは、料金の数え方が製品ごとに違うため、人数によって安い順が入れ替わります。料金を公開している7製品を、同じ条件で計算し直しました。

5人で36か月使ったときの総額(税込に揃えた概算)
KAKUSA(※)
25.3万円
アイピア
52.8万円
ミヤシステムA
102.5万円
どっと原価NEO(※)
127.2万円
どっと原価3
162.4万円
レッツ原価管理Go2
176万円
工事原価Pro
283.1万円
図:各社の公開料金から当サイトが計算した概算。橙の棒が一番安い製品。(※)は人数による増額などが公開されていない製品。無料の製品と、5人の料金が公開されていない製品は除いた。
製品(料金の数え方)1人5人10人20人
アイピア
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥528,000¥528,000¥924,000¥1,716,000
どっと原価3
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥514,800¥1,623,600要問い合わせ要問い合わせ
どっと原価NEO
1社定額
¥1,271,600
人数の増額は公開なし
¥1,271,600
人数の増額は公開なし
¥1,271,600
人数の増額は公開なし
¥1,271,600
人数の増額は公開なし
KAKUSA
1社定額
¥253,000
人数の増額は公開なし
¥253,000
人数の増額は公開なし
¥253,000
人数の増額は公開なし
¥253,000
人数の増額は公開なし
工事原価Pro
1人(1台)ごと
¥566,280¥2,831,400¥5,662,800¥11,325,600
レッツ原価管理Go2
買い切り(台数で段階)
¥660,000¥1,760,000¥2,200,000¥2,860,000
ミヤシステムA
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥1,024,760¥1,024,760¥1,202,960¥1,559,360

表:36か月使ったときの総額を、人数を変えて計算したもの(税抜の製品は1.1倍して税込に揃えた。税の記載が無い製品はそのまま)。太字はその人数で一番安い製品。当サイトが各社の公開料金から計算した概算で、オプション・端末・導入支援は含まない。料金を公開していない2製品は載せていない。

原価管理ソフトの料金の公開状況

7/9製品料金を公開している製品(当サイト調べ)
料金の数え方数製品
1社定額(人数込み・超過分は追加)3製品アイピア、どっと原価3、ミヤシステムA
1社定額2製品どっと原価NEO、KAKUSA
公開なし2製品ガリバーX/ガリバーX・匠、PROCES.S
1人(1台)ごと1製品工事原価Pro
買い切り(台数で段階)1製品レッツ原価管理Go2

表:当サイトに載せている9製品を、公式の料金ページの書き方で分けたもの(2026-10-16〜確認)。

原価管理ソフトを選ぶときの比較ポイント

01

実行予算から入れられるか

原価管理の出発点は実行予算です。見積から実行予算を作り、そこに実績を積む流れが1つの画面で回るかを見ます。

02

発注・支払いとつながるか

外注費や材料費を発注書・請求書から拾えると、現場が数字を入れ直す手間が減ります。

03

途中で粗利が見えるか

工事が終わってから赤字に気づく形をやめたいなら、出来高や予定原価を入れて途中の粗利を出せるかが大事です。

04

会計ソフトとの連携

原価の数字を会計ソフトへ仕訳として渡せるかで、月末の事務の量が変わります。

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