建設業向け会計ソフト

建設業向けの会計ソフトは、工事が終わるまで原価を「未成工事支出金」にためておき、完成したときに「完成工事原価」へ振り替える、建設業会計の流れに合わせた会計ソフトです。経営事項審査や建設業許可の決算変更届の資料づくりにもつながります。

7製品を掲載 最終更新日:2026-10-16(確認日は各製品ページに記載)

建設業会計ソフトの機能と総額の比較表

条件を動かすと、総額がその場で変わります

※あくまで簡易的な概算の試算です。正式な金額は各社の見積もりでご確認ください。

「その他」は、公式の料金表に無い費用(端末代・導入支援・自社で使う別サービスなど)を足すための欄です。分かっている金額を入れてください。

必要な機能で絞り込む(チェックした機能が ○ か △ の製品だけを残す)

製品料金総額(計算の条件)無料プラン建設業の勘定科目工事台帳完成振替共通費の配賦完成工事原価報告工事進行基準経審対応工事別の予算JV管理電子帳簿保存法明細の自動仕訳部門管理対応
freee会計(法人・中小企業向け)月¥8,980(スタンダード・年払い・3人まで)¥344,880
5人・36か月・記載なし
なし○————————○○○web
PCAクラウド 建設業会計月¥19,200(1ユーザー)要問い合わせ
1人までの料金しか公開されていません
なし○○○○○○○○—○○○web
勘定奉行iクラウド[建設業編]年¥330,000〜(iAシステム・1ユーザー)要問い合わせ
1人までの料金しか公開されていません
なし—○—○——○○——○○Windows
建設大臣NX(会計編/建設大臣NX/Super)¥792,000〜(会計編・買い切り)要問い合わせ
1人(台)までの料金しか公開されていません
なし○○○○—○△○—○—○記載なし
弥生会計 27(建設業の勘定科目テンプレート対応)¥60,000〜(初年度・保守込み)要問い合わせ
2人(台)までの料金しか公開されていません
なし○————————○△△Windows
PROCES.S(プロセス)公開なし公開なしなし○——————○○———記載なし
ガリバーX/ガリバーX・匠(ガリバーシリーズ)公開なし公開なしなし○○○○—○—○○○—○記載なし

機能の見方:○ 公式に記載あり/△ オプション・上位プランで対応/— 公式に記載なし(「できない」という意味ではありません。使う前に公式で確かめてください)。○と△は押すと出典の公式ページが開きます。機能は2026-10-16に各社の公式サイトで確かめたものです。

機能の定義(何ができれば ○ にしているか)
建設業の勘定科目
完成工事高・未成工事支出金など建設業会計の勘定科目で記帳できる(初期登録や公式テンプレートを含む)
工事台帳
工事(現場)ごとに原価・収支を集計した台帳や帳票を出力できる
完成振替
工事完成時に未成工事支出金を完成工事原価へ振り替える仕訳を自動・一括で作れる
共通費の配賦
共通費・間接費を配賦基準に沿って各工事へ自動で配賦できる
完成工事原価報告
決算書の一部として完成工事原価報告書を出力できる
工事進行基準
工事進行基準(進捗に応じた収益計上)での処理に対応している
経審対応
経営事項審査の評点シミュレーションや申請資料の作成ができる
工事別の予算
工事ごとに予算(実行予算)を登録し、実績と対比できる
JV管理
JV(共同企業体)工事の原価・支払・決算を管理できる
電子帳簿保存法
電子帳簿保存法に対応している(JIIMA認証の取得など公式に対応と記載)
明細の自動仕訳
銀行口座・カードの明細を取り込み、仕訳を自動で作れる
部門管理
部門ごとに損益や帳票を集計できる

総額は、各社の公式サイトに公開されている料金だけで計算しています。製品ごとの計算の前提(どのプランか、何人まで込みか、含まない費用)は製品ページに書いています。税込・税抜は製品ごとに表記が違うため、比べるときは「税込に揃える」を使ってください。料金を公開していない製品は「公開なし」、公開されている人数を超えたときは「要問い合わせ」とし、推測では埋めていません。

建設業会計ソフトの製品一覧

「PR」の付いた製品は、直接取引のある製品で、先頭に表示しています。それ以外の並び順は、無料で使い続けられるプランがある製品 → 料金を公開している製品 → 製品名の順です。

freee会計(法人・中小企業向け)

freee株式会社

無料お試し30日web

初期費用なしで、銀行明細の取り込みと自動仕訳を軸に記帳の手間を減らせる。料金とメンバー追加・従量課金の単価が公式に出ている。

料金
月¥8,980(スタンダード・年払い・3人まで)
対象
法人(従業員規模別にプランを用意。ひとり法人向けプランは別ページ)
料金・総額を見る

PCAクラウド 建設業会計

ピー・シー・エー株式会社

無料お試し60日web

工事・工種マスターと未成/完成振替の一括計上、兼業事業売上原価報告書まで建設業会計の決まりごとを標準で持ち、初期費用0円・月19,200円(税抜)からと金額が公開されている。2か月の無料体験がある。

料金
月¥19,200(1ユーザー)
対象
建設業(『建設業に最適なクラウド型会計ソフト』と公式に記載)
料金・総額を見る

勘定奉行iクラウド[建設業編]

株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)

無料お試し30日Windows

工事別の自動仕訳から、労務費計上・配賦・進捗度に応じた原価振替、工事原価報告書、経審の書類作成までを会計の中で完結できる。30日間無料で試せる。

料金
年¥330,000〜(iAシステム・1ユーザー)
対象
建設業(『建設業向けクラウド会計ソフト』と公式に記載)。中小企業向けiA〜グループ企業向けiS
料金・総額を見る

建設大臣NX(会計編/建設大臣NX/Super)

応研株式会社

未成工事支出金から工事原価への完成振替を伝票ごと自動で作る機能が公式に明記されており、経審の試算や工事経歴書まで会計側で出せる。価格表(税込)と保守料が1年・3年・5年で公開されている。

料金
¥792,000〜(会計編・買い切り)
対象
建設業(『建設業向け会計システム』と公式に記載)
料金・総額を見る

弥生会計 27(建設業の勘定科目テンプレート対応)

弥生株式会社

無料お試し30日Windows

定番の会計ソフトに、未成工事支出金・未成工事受入金などを揃えた建設業の勘定科目テンプレートを無料で足せる。初年度は製品と保守込みで60,000円(税抜)から始められる。

料金
¥60,000〜(初年度・保守込み)
対象
小規模法人・個人事業主(スタンダード)〜中小規模法人(プロフェッショナル)。建設業は業種別勘定科目テンプレートで対応
料金・総額を見る

PROCES.S(プロセス)

株式会社内田洋行ITソリューションズ

建設業会計を軸に原価・支払・請求・JV・給与まで15モジュールから選べるERPで、導入実績370社以上。クラウドとオンプレミスのどちらでも導入できる。

料金
公開なし
対象
土木・建築工事業、設備工事業、職種建設業、資材・建材工事業(完工高10億円前後〜100億円以上)
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ガリバーX/ガリバーX・匠(ガリバーシリーズ)

あさかわシステムズ株式会社

原価・財務・支払・JV・給与までサブシステムがつながる建設業専用のERPで、財務会計は『建設業会計に準拠』と公式に明記している。小規模向けにはクラウドのサブスク版(匠)もある。

料金
公開なし
対象
建設業・工事業(ガリバーXは中堅、ガリバーX・匠は従業員50名までの小規模)
料金・総額を見る

建設業会計ソフトの総額は人数でどう変わる?

建設業会計ソフトは、料金の数え方が製品ごとに違うため、人数によって安い順が入れ替わります。料金を公開している5製品を、同じ条件で計算し直しました。

1人で36か月使ったときの総額(税込に揃えた概算)
弥生会計 27(※)
6.6万円
freee会計
32.3万円
PCAクラウド 建設業会計
76万円
建設大臣NX
99万円
勘定奉行iクラウド[建設業編]
114.4万円
図:各社の公開料金から当サイトが計算した概算。橙の棒が一番安い製品。(※)は人数による増額などが公開されていない製品。無料の製品と、1人の料金が公開されていない製品は除いた。
製品(料金の数え方)1人5人10人20人
freee会計
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥323,280¥344,880¥398,880¥506,880
勘定奉行iクラウド[建設業編]
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥1,144,000要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
建設大臣NX
買い切り(台数で段階)
¥990,000要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
PCAクラウド 建設業会計
1社定額(人数込み・超過分は追加)
¥760,320要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
弥生会計 27
買い切り(台数で段階)
¥66,000
人数の増額は公開なし
要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

表:36か月使ったときの総額を、人数を変えて計算したもの(税抜の製品は1.1倍して税込に揃えた。税の記載が無い製品はそのまま)。太字はその人数で一番安い製品。当サイトが各社の公開料金から計算した概算で、オプション・端末・導入支援は含まない。料金を公開していない2製品は載せていない。

建設業会計ソフトの料金の公開状況

5/7製品料金を公開している製品(当サイト調べ)
料金の数え方数製品
1社定額(人数込み・超過分は追加)3製品freee会計、勘定奉行iクラウド[建設業編]、PCAクラウド 建設業会計
公開なし2製品ガリバーX/ガリバーX・匠、PROCES.S
買い切り(台数で段階)2製品建設大臣NX、弥生会計 27

表:当サイトに載せている7製品を、公式の料金ページの書き方で分けたもの(2026-10-16〜確認)。

建設業会計ソフトを選ぶときの比較ポイント

01

建設業の勘定科目があるか

完成工事高・未成工事支出金・完成工事未収入金などの科目が最初から入っているか、決算書を建設業の様式で出せるかを見ます。

02

工事別に原価を集計できるか

仕訳に工事番号を付けて、工事ごとの原価と粗利を出せると、原価管理ソフトを別に入れずに済むことがあります。

03

税理士とのやり取り

顧問の税理士が使っているソフトとデータをやり取りできるかで、決算の手間が変わります。

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